「思い込みを手放そう」っていうフレーズを
よく聞きます。
でも、考えてみたら、
思い込みだけじゃなく、
いわゆる<一般常識>や<当たり前>と呼ばれるものだって、
ある意味、究極の思い込みなのかもしれません。
どんな人にだって、
その人にとっての<当たり前>や<常識>は存在するもの。
それは、きっと育った環境や
触れ合うことが多かったモノ、ヒトの影響
親、兄弟、祖父母、先生、お友達、メディア etc・・・
<擦りこみ>というのは、
良くも悪くもあるわけで
それならば
<伝えていきたいこと>を
意識的に擦りこんでいく。というのも、
また、意味のあることかな。と最近思います。
幼稚園の頃
息子が突然、
「ぼく、ママの子どもでよかったぁ」
と、言いだしたことがありました。
「え?どうして?」と聞いたら
「だってね、ママのお薬があるから」
(幼稚園で観察してたのかな?
みんなみたいに、病院に行ったり、お薬を飲むことがないなぁ。と気がついたらしい(笑))
って、
「そっちかい!」っと、
ちょっと心の中で突っ込みつつも
でも、
少しだけ嬉しかったのを覚えています。
私が、こんな仕事をしている関係で
息子は生まれた時から、自然療法が身近にありました。
物心つく頃には、
普通にアロマやクレイ、
それからレメディがあって
何かあれば、すぐでてくる。
それが、当たり前の環境
だから、
誰かが、具合悪いというと
どこかからレメディキットを探して、
「おくちゅりー」って持ってくることも少なくありませんでした。
この左の小さなボトルがいっぱい入ったものが、レメディキットです。
彼には、アロマやクレイ
レメディの詳しい作用は伝えていません
でもね、小さいながらに
それらが何のためにあって
困った時には、役に立つことを
自分の生まれてから今までの体験から
彼は知っているのでしょう。
この先、成長して親元を離れ
どんな人と、どんな環境で過ごすことになるかは
わからないけれど
でも、
小さな頃の経験はきっと
彼の中のスタンダードとして
ずっと、どこかに残るだろう。って思ってます。
そんなことを、
先日この記事にも書きました。
わが子が巣立つ、その時までに伝えておきたいことは何ですか?
よかったら読んでみてください^^
そして、
この先、困ったことがあったり
こどもが生まれたり
そんな、何かのきっかけで
ふと、思い出してくれるかもしれないこと。
<お薬と病院以外の選択肢もある>
ってことを知っている
<どっちを選んでもいいんだよ>
ってことを知っている
選択肢を持っている
それだけでも、
私は十分だなって思うのです。
だって、常識とは、
ある意味、究極の思い込みだから・・・。