お薬に頼らない、暮らしと子育て
栗原智子です。
9月に入り、
北海道は、すっかり秋らしくなりました。
この時期になると、
いつも思い出すのが、
子供の頃の、喘息のこと。
喘息持ちさんのなかには
夏の終わりから
秋のはじめ頃に
咳がでやすくなるという方も、
多いのではないかなぁ・・・。
秋は、
自律神経のバランスが崩れやすい時期
夏のあいだ、
暑さもあって、
ボーっと気味だったカラダも
そろそろ秋だよ!
寒い冬もやってくるよ!!
って、動き出します。
そこにはもちろん
自律神経での調整も入ってくるので
その変化の影響を受けて、
咳や喘息も出やすくなります。
ところで、いまは、
喘息のお薬も進化していて、
ビックリするほど良く効くものも出ています。
私が子供の頃は、
今のように即効性のあるお薬はあまりなく
「飲むと、少し楽になった??」くらいの変化でした
そんなこともあってか、
当時、向かいに住んでいた男の子が
喘息発作用の漢方薬を取り寄せていたそうです。
「この薬、とってもよいから、試してみて」
っと、分けていただいた漢方薬
それがね、恐ろしいほど効きました。
ものすっごく苦いお薬で、
子供にとっては嫌なのだけど
でも、もう、
ステロイド吸入どころじゃないほどに
効くのです。
ただ、ラクになるその前に、
一時期「死んじゃうの?」と思うほどに
苦しくなるタイミングがあって
それから、ス~っと苦しさが消えていく
いったい、
あれは、なんだったのか。
今となっては、
謎ばかりです・・・。
(なんど飲んでも同じ反応、今思うと、ちょっと怖い・・・)
その漢方薬には
苦しいとき、何度も助けられたけれど、
でも、もし今なら
その得体のしれない漢方薬ではなく
<アロマ>や<レメディ>を使っていくだろうなぁ。って思います。
実際、咳や喘息に役立つアロマって、
とっても沢山あるのですね。
ただ、それらは
全部が同じ理由でつかえる訳ではなくって
それぞれのもつ作用を使い分けることが、とっても大事。
例えば、
咳自体を鎮める働きだったなら
・サイプレス
・ユーカリラディアタ
・シダーウッド
あたりに、鎮咳作用が見られます。
でも、
その咳がもし、アレルギー性のものなら
一般的な鎮咳作用のアロマより、
・ブラックスプルース
・スコッチパイン
・カモミールジャーマン
・タナセタム
など、
・抗アレルギー作用や、
・抗ヒスタミン作用、
それから、
・コーチゾン様作用といって、
ステロイド的な働きを持っているアロマの方が、よく働いてくれることも多いです。
そして、
喘息といえば
気管や気管支(気道)が
ギューッと狭まってしまうことも
苦しくなる原因のひとつですよね。
その、ぎゅーっとなる筋肉の痙攣を、
ちょっと緩めてくれるような精油たちが
・バジル
・タラゴン
・マージョラム
・プチグレン
など、
抗けいれん作用を持っている精油たち。
また、
気道が広がったり
狭まったりするのは、
自律神経の働きに連動しています。
広げるのは、交感神経のお仕事
縮こませるほうは、副交感神経のお仕事です。
風邪のときや
喘息持ちさんが
咳がでやすくなったり
苦しい思いをするのは、大抵は夜ですよね。
特に、
「おやすみなさ~い」とベッドに入る頃は、
ちょうど副交感神経の働きが
どんどん活発になっていく時間帯にあたるため
空気の通り道は、昼間よりぐっと狭くなります。
元気なときなら
これで何の問題もないのだけれど
すでに、気道が炎症を起こして、
狭くなっている場合には、
空気の通り道が一段と狭くなり
「苦しい~」「息が出来ない~」ってなる訳です。
じゃあ、
気道が炎症を起こしているときには
副交感神経が活発にならないようにすればいい。
という話ですが・・・
<夜に副交感神経が活発になる>
これは、
もう、ずっと昔から培ってきた、カラダのルール、決まり事。
カラダって、
決められたルールは絶対に守る主義のようで
咳がでている、でていないとか、
そこには関係ないのです。。。
そんな時には、
・ペパーミント
・ローズマリー
・ユーカリラディアタ
・ニアウリシネオール
などの
少しだけ、
交感神経側にカラダを振ってくれるアロマが
役に立つことが多いです。
交感神経を刺激することで、
ぎゅーっと縮こまっている気道が少しだけ和らぐため
咳や喘息のお薬にも、交感神経系を刺激して
気道を拡張するためのものがありますが、それと、同じ原理です。
できるなら、これらは
苦しくなってからではなく
お守りのように
ベッドに入る前に
ちょこっと使ってあげるのがオススメです^^。
(なんでもないときに使うと、眠れなくなることもあるので注意だよ)
という具合に、
状況別にアロマを使い分けることができると
こどもが苦しそうな咳をしていて、
「今夜、眠れるかなぁ?」というとき、
アロマで、
寝入りばなのタイミングを作ることで
思いのほか、スヤッと寝てくれたり、
夜中に発作が起こりにくいよう、
お部屋の環境をつくって
朝まで寝ることが出来たり・・・。
・風邪の咳でも、
・喘息でも、
カラダのなかでおこっていることと
精油の持っている働きを
上手に連動させていくことができたら、
とても心強い味方となってくれるのです。
例年、秋に募集をしている
喘息・咳喘息・長引く咳のための自然療法メールセミナーでは、
1.この咳がでているときのカラダのなかでは、
こんなことが起こっているよ~。
2.だから、この働きのある精油を選ぶよ。
3.より有効に役立てるために、こうやって使うよ~。
という風に、
カラダの仕組みと、ルール、
それぞれのアロマの特徴を組み合わせて、
ケースごとに使い分けていく
そのための方法も、しっかりお伝えしていきますね。
このたび
<喘息・咳喘息・長引く咳のための>
7日間の体験版レッスン(無料)ができました
よかったら、読んでみてくださいね。
<7日間の体験版(無料)>
喘息・咳喘息・長引く咳のための自然療法メールセミナー
1日目:カラダのルールと自動運転システム
2日目:カラダのルールから読みとる、咳のお仕事
3日目:要らないものコップと長引く咳や喘息
4日目:長引く咳や喘息がでているときに、アロマができること
5日目:長引く咳や喘息がでているときに、クレイができること
6日目:長引く咳や喘息がでているときに、ホメオパシーができること
7日目:喘息や長引く咳に悩まないカラダを、つくっていくために
本編は、11/17(火)~募集スタート
———————————————-
お薬に頼らない
喘息・咳喘息・長引く咳のための自然療法メールセミナー
>>詳しくはこちら