お薬に頼らない、暮らしと子育て
栗原智子です。
アレルギー性鼻炎や喘息、
アトピーなど、
慢性的なトラブルを抱えている場合、
自然療法は、
どこまで、役立てることができるのだろう？？
とりあえずの症状を、
少しだけ和らげるために使える感じ？
それとも、
根本的な解決に
働きかけていくこともできるの？
ずっと、続いている症状だからこそ、
「そこのところ、どうなのだろう？？」
と、疑問に思う方も、
きっと、多くいらっしゃるかな？と思います。
特に、
鼻水・鼻づまりメールセミナーの時期になると
そういったご質問が増えていきます。
そこで今日は、
いただいたご質問の一部と
私の考えを抜粋でご紹介しますね。
ご質問者さんは、
アレルギー性鼻炎についてお聞きになっていますが、
ほかの慢性症状に対して
ホームケアをとり入れる際にも
同じことがいえると思います。
（ご質問の一部を抜粋しています）
—————
二人の子供はアレルギー持ちで、
一年中、鼻水が出ています。
薬で抑えるとなると、
一年中飲ませ続けることになるので、
できるだけ自然療法でと思っています。
そこで質問なのですが
この講座は、症状が出ているときに
それを緩和するための方法を、学ぶ講座ですか？
それとも、根本的な改善を目指す方法が
学べる講座ですか？
一年中続く、鼻水。
辛いですね。
そして、お母さんとしては、
薬をどんどんカラダに入れることはしたくない。という気持ち
とってもよくわかります。
さて、
ご質問の件ですが、
私自身は、
自然療法でのケアを考えるとき、
いつも２つの視点を持つようにしています。
・対処療法
（今出ている症状を緩める方法）
・体質改善
（今後、症状が出ない、出にくくなるようにする方法）
特に、今回のように
慢性的な状況にある場合は、
この２つの見方は、とても大切とも思います。
まず、慢性的な症状があるということは
からだの中に、何かずっと続いている原因があるということです。
なにが原因になっているのかは、
人それぞれかもしれないけれど
おそらくは、時間をかけて作られたもの。
また、ひとつではなく、
色んな要因が重なって症状がでている。
そう、捉えています。
なので、そのいくつかの原因を、
ちゃちゃっと追い出せてしまえば、いいのですが
そう簡単ではありません。
もし、手っ取り早く、
どうにかできてしまう手段があるなら
それは、すごいこと。
でも、やっぱり、
それは不自然だろう。とも
私は思っていて
時間をかけたものへの対処は
それなりの時間をかけて、
じっくりと取り組んでいく
そんな必要があるのだと、思うのです。
とはいえ、
その過程が、苦しいものだと続きません。
そして、
原因がたくさんあるのと同じように
変えていく方法は、
アロマやクレイをつかう以外も
きっと、いっぱいあるとも思っています。
いくつもの選択肢のなかから
自分にあった、無理のない方法を
少しずつ選んでやってみる。
ちょっと地道ではあるけれど
そんな方法が、結局は近道なのだと思うのですね。
メールセミナー内でもご紹介している
クレイを使ったホームケアは、
からだの中にある、
＜原因となるもの＞を
カラダの外にだそうとするチカラが働くため、
じっくりと取り組んでいく必要のある
アレルギー的な要素がある方には、
きっと、大きな助けになるでしょう。
そして、
そんな地道なケアをしつつ、
そうしているあいだにも、
症状は出つづけますから
その対処も、
やはり同じくらい大切になってきます。
もちろん、お薬をじょうずに使いつつ
じんわり地道にケアすることも出来ますが
お薬をつかい続けることは
慢性的な原因になる
＜じっくり積み重ねたもの＞を、
さらに、少しずつ増やしていく
そんな要因になる可能性が高いです。
慢性症状のある方からすると、
対処療法的な方法は、
＜気やすめ＞とも、感じてしまうかもしれませんが、
さらなる原因を増やさないためには、
とても大切なこと。
そんな理由から
鼻水・鼻づまりメールセミナーでは
★風邪やアレルギーなど
今まさに出ている、急性の症状に対するケア
★季節性、もしくは一年中つづく
慢性的な症状を少しずつ和らげるためのケア
どちらも大切ととらえ、お伝えしています。
また、急性のもの（風邪等）から、
中耳炎や副鼻腔炎などへと慢性化していくケースも多いので
そのあたりも講座内では、取りあげています。
いずれも
＜できるだけお薬に頼らないために＞
ということを、ベースにお伝えしていきますね
年に一度、春に募集です。
お薬に頼らない
鼻水・鼻づまり・アレルギー性鼻炎のための自然療法メールセミナー
（ご自宅で受講できます）
