こんにちは、栗原智子です。
クレイを使ううえで、注意したいことのひとつに
ステロイド歴のある方は、
クレイを使うことで、症状のぶり返しがおこる可能性があるよ
というのが、あります。
これねぇ
該当のないひとだと、スルーだけど
症状がでて、辛い思いをした方にとっては
一気に不安になるフレーズ。。
気になって当然です。
まず、大事なこととして
<可能性がある>なので
もちろん、ステロイド歴をもっていたって
そうならない人もいます。
そのあたりは、ひとりひとりの体質や、
バックグラウンドによっても違ってくるのだよ~。
という前提を踏まえて
あえて、とりあげてみようと思うのだけど
そのためには
まず、カラダのルールから、はじめないといけません。
ステロイドをつかう理由って
いろいろあるけれど
わたしのところに届く多くは、皮膚症状によるものです。
つまり、アトピーとか
それに近い症状とかね。
それらの症状は、カラダの中に
なにかしら、出すべきものが溜まっていて
それを、
皮膚という出口から出そうとしている状態
そう、私は考えています。
ちなみにこれ、
皮膚が出口の人もいれば
咳が出口の人もいたり、いろいろです。
でね、カラダとしては、
いっぱい溜まっているゴミを、
ここの穴から出しちゃえ!って
出す気が満々だったのに
ある日、お薬という手段をつかって、
「ここは、ダメよ」ってフタをされちゃった。
そう、ステロイドって、
頑丈なフタをつくるのです。
一方、クレイは
お薬と真逆な働きをします。
だから、クレイを使うことで
そのお薬がつくったフタを、
ぱっか~ンと開けてしまうことがあるのですね。
というか、開きます。
ただし、開いたからと言って
みんなに同じように、症状の復活がみられるか?というと
そうではなくて
・いつごろ使っていたのか?
・どのくらいの頻度でつかっていたのか?
・どのくらいの症状だったのか?
当然ながら、
1、2回つかったことがあるという方より
数年つかい続けていたというケースの方が
影響は強いだろうし
また、最後につかったのが5年前という人と
半年前という人なら、
やっぱり半年前の方が、リスクは高め!
さらには、
使用時の症状も影響します。
皮膚を出口として
やる気満々で出していたのか?
はたまた、先日ご質問くださった方は
虫刺されの炎症でつかっていたという人もいました
本格的なアトピーと
たまの虫刺されでは、やっぱり違うよね。
そして、もっと重要なのが
・その後、その要らないものは、どうなっているか?
・カラダはいまだに、その部分を重要な出口候補としているか?
ここら辺も、おっきく影響します。
そんなの、見えないし
「知るか!!」なんだけど・・(-_-;)
でも、重要なのです。
人によっては
すでに、他の出口をみつけているかもしれないしね。
逆に、その場で粘っているかもしれない
粘っているなら、リスクはあるよね。
はたまた、
フタが、ほんのちょっとずれていて、
じつは、激しくない程度に
日々、ちょろちょろ漏れだしていて・・・
結果、当時ほど、溜まっていなかった。
なんて方も、中にはいます。
あとは
その後、少しずつ代謝が進んで
カラダが要らないものを上手に処理している場合だってあるし
(つまり、前より減っている!)
逆に、症状がでていないというだけで
からだの内側には、
前より、どんどん溜まっているかもしれない
(前より増えている!)
そのあたりは、
まさに、生活習慣ともかかわってくるから
さらに、ややこしい(;’∀’)
そして、内側を覗くこともできないからね・・・
一概に言えないのです。
ね、なんとも・・・でしょ(^-^;
だけど、一方で
クレイはデトックスの働きをもつもの
だから、
そういう人こそ、ホントは使いたいし、つかってほしいんだよね。
でも、
リスクがあるかもしれないという、ジレンマ・・・。
んじゃ、どうするか?
わたしだったら、
たとえば、
濃度を薄くしたクレイのフットバスとか
クレイオイルとか
これは、レッドで濃度も薄くないけど、フットバスの様子。
そういった、
クレイとしての働きが強すぎない
かつ、
皮膚に直接的な刺激を与えない方法で
(患部から、なるべく遠くするのも大事)
アプローチして、様子をみながら進めてみるかなぁ。
もちろん、場合によっては
後戻りが必要なこともあるだろうし
無理に使わない方がいい場合もあるかもしれない。
そのあたりも、
実は絶対的な正解ってなくって
どの程度までなら、OKか!は、人によって違うよね。
そんなこともあって
「使っていいよ」「ダメだよ」ということは
そもそも、
第三者がいうことでは、ないのです。
ただ、知らずにクレイをつかって
えらいことになる場合もあるから
リスク(可能性)として
お伝えするようにしています。
でね、ここまで書いてきてなんですが
結論としては
クレイをつかう、つかわない
ここに、絶対的な正解ってありません。
何がいいかは、
個々人によって、違うと思う。
それは、クレイをつかった結果としての
からだの反応が違うのもあるし
それに何より
クレイに何を求めているか?
症状がでたときに
それを、どう捉えるか?
そこによっても、
正解ってきっと違います。
ここに関しては、
長くなっちゃうから、また改めて書こうかな・・・。
今日はここまでです!
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