お薬に頼らない、暮らしと子育て
栗原智子です。
精油を購入しようとして、
その値段の違いに戸惑ったこと、ありませんか?
数百円のものから、数千円
(時には、一万円越えまで!!)
同じ精油なのに、
「どうして、こんなに価格が違うのか?!」
不思議に思っちゃいますね。
もう10年ほど前のこと
義実家に遊びに行った際、
義母が、嬉しそうにあるものを見せてくれました。
「ともちゃん、みて!
このラベンダーのアロマ、
こんなに入って、3000円くらいで売っていたの♪」
っと言いながら、
持ってきてくれた、そのボトルは
なんと、
500mlはあると思われる、超大物(笑)
(よく、リネンウォーターなどが売られている、あのサイズ)
さすがに、この時は、
飲んでいたお茶を、吹き出しそうになりました。
「お義母さん、
もしも、これが本物なら、5万円以上はしますよ~」
「あらぁ、そうなの~??」
「ホンモノだと思って、使っていたよ~」
そんなやりとりをしたこと、覚えています。
そう、ラベンダーの精油は
通常10ミリで、2000円くらいが相場
だから、500ミリなら
単純計算すると、10万円。
大容量価格ってことで、
半値にしても、5万円です。
それが、3000円って・・・(^-^;
ねぇ。。。
でも、義母は、
それを、精油だと信じて、使っていたわけです。
さて、
そこまで極端なケースではなくっても
「精油の値段が、ずいぶん違うな~。」と、
不思議に思ったこと、あるかもしれません。
お値段の違いには、
まず第一に、
精油の種類の違いがあります。
(メーカの違いではありません)
たとえば、
ラベンダーとローズなら
間違いなく、ローズがお高いです。
一般的に、お花の精油はお高いです。
理由は、
た~くさんのお花から、
ほ~んのちょっぴりしか、採れないからです。
一方で、
オレンジやレモンなどは、割とお安め。
つまり、
その精油が、
どの植物の、
どこの部分から採れるのか?
によって、お値段はグンと変わります。
また、それとは別に、
同じラベンダーなのに、お値段の違いが・・・。
というケースも、ありますね。
特に今は、
インターネットの普及で、
本当に多くの種類(メーカー)があり、
アロマセラピストでも全く知らない、
聞いたことのないメーカーも、沢山あります。
極端な例を挙げると、
ダ○ソーでも、108円で売っていますし
インターネットサイトでは
5本で1,000円!
なんと、
1本、200円で売られているものも。
その一方で、
1本(10ミリ)で、
2,000円前後するメーカーも、多く存在します。
100円と2,000円、
多少の量の違いはあっても、
あり得ないほどの価格差です。
もしも、
安くって良いものならば、最高ですね!!
でもね、
私が知る限り
精油の値段は品質に比例していることが多いです。
もちろん、
すこしの値段の違いは、ありますが、
極端に安いものは、
「品質が悪い」
「そもそも、精油ではない(合成香料)」
もしくは
「精油と合成香料の混ぜもの」
または
「なにかで、薄められている」
etc・・・
やっぱり、
そこには何かしらの理由が、あるようです。
「え!!
そんなことって、あるの??」
って思うでしょうが、
ここ日本では、精油は雑貨品。
それだけに、
残念ながら、珍しくないことです。
とはいえ、
どのメーカーが良くって、
どこが悪いという、
絶対的な正解は、ありません。
ただ、
精油として用いるのであれば、
残念な事故を、防ぐためにも、
<信頼できる品質のものを使う>って、
やはり、大切。
特に、
マッサージしたり、
お風呂に入れたり、
症状の緩和のために使うのであれば
「どこかのルートから、カラダのなかに入ってくる」
ということですから、
より一層の注意が必要です。
これは、
あくまでもの目安ですけれど・・・
最初の例でいうと、
ラベンダー精油(Lavandula angustifolia)
10ミリで 2,000円前後が一般的。
安くても、
1,000円以上がベストかな~。
もちろん、
企業努力で、
品質の良いものを、
安く提供してくださっている
そんなメーカーさんも、
あるかもしれないので、一概には言えません。。。
ただ、私なら、
ラベンダーで、
1000円切っちゃっているもの
(正規に輸入して国内で流通している場合)は、
「カラダには、使わないなぁ。。。」というのが、本音です。
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