こどもが、
机に向かって勉強をはじめた。
・・・と思ったら、
あっという間に、やめてしまう。
うちの子、
どうしてこんなに、
集中力がないのだろうか?
そう、思ったことはありませんか?
勉強って、長くできるといい。
って、ものではありません。
大事なのは<集中力>
これは、オトナも一緒ですね。
さて、
こどもが勉強に集中できない。
その理由は、
単純に<勉強がキライ>
なのかもしれません。
<もっと、遊びたい>のかも知れないし、
<そもそも、オモシロクナイ>のかもしれません。
でも、もしかしたら、
原因は、別にある可能性もあって
例えば、
◇ 運動は、すきじゃない。
◇ 先生から、落ち着きがないと言われる
◇ 口がポカンと開いていることが多い
◇ <いびき>を、かいている
◇ 朝、いつもグズグズしている
◇ 中耳炎をよくおこす
そんな傾向がもしあれば、
<鼻づまり>が関係している可能性も捨てきれません。
これは、
海外でのデータなのだけれど、
ドイツとオーストリアでは
小学生1000人規模の調査が行われていて
いびきをかく子供では、
学校の成績が低下するリスクが、
鼻づまりのないこどもの2倍
いびきの頻度が高ければ
更に、そのリスクは上がりました。
また、アメリアの大学では
中学生を対象とした
調査が行われていて
成績が下の方の学生は
高い確率で、6歳以前に鼻づまりがあって
いびきをかいていた傾向がある。
というデータもあったりします。
きっとね、
日本の学校でも調査をしたら
同じようなデータがあがってくるのだろうなぁと思うのですね。
なんだか、
成績とかいうと
すごくリアルな感じになっちゃうのだけれど
これって、つまり
鼻がつまっていることによる
脳への影響なのかなぁと
私は思っています。
よく記憶って、
寝ている間に定着すると言われますよね。
ちょっと、ややこしい話になるけれど
鼻づまりがおこると
脳の前頭葉にある
前頭連合野というところの機能が低下するそうです。
そこは、
いわゆる情報処理センターで
短期記憶と深いかかわりがあると言われています。
また、
注意力や集中力
やる気、気配りなんかも関係しているのだそうです。
おとなでも、鼻がつまると
やる気が出ませんが、
そういうことなのですね・・・。
脳が未発達なこどもなら
オトナ以上に影響を受けることでしょう。
そして、寝ている間に
息苦しさを感じるということは
本当だったら、
「このくらいは欲しいなぁ」という酸素の量が
ちょっとずつ、足りていないということ。
栄養と酸素は、
私たちをつくる、全ての元。
代謝も、分解も、修復も、吸収も
ぜ~んぶ、エネルギーがなくちゃできないのです。
そのエネルギーは
酸素と栄養(糖)があって成り立つのだから
酸素量が少ないって、カラダにとって困ったことです。
すると、
日々、乾いたスポンジのように
吸収するこどもの脳では
最高のパフォーマンスが出来なくなるかもしれません。
そして、
このデーターは、
鼻づまりの影響は、
そのときだけじゃなく、
思ったより長く続くよ。
って言うことなのだと思うのです。
3年前、はじめて
鼻水・鼻づまりのメールセミナーを作ったときには
<お薬を、できるだけ減らせたらいいなぁ>
そんな思いをもっていました。
それは、
今も同じなのだけれど
色々と調べていくほどに
<鼻づまり>って、
<人生>そのものに影響を与えるのだなぁ
と今は思っています。
さて、
そんな鼻水・鼻づまりメールセミナーですが、追加募集をいたします。
今回の募集期間は、
3/21(木)~27(水)まで
今年最後の募集となります。
お薬に頼らない
鼻水・鼻づまり・アレルギー性鼻炎のための自然療法メールセミナー