お薬に頼らない、暮らしと子育て
栗原智子です。
喘息のお子さんをもつ
ママ達と話していて
たまに話題になるのが、
「強く叱ったその日に、発作が出やすいんだよね~」
余りにもタイミングが良すぎて、
「もしや、あてつけ?って思っちゃうこともあるよ~」
うんうん、
これ、まさに
こどもの喘息あるあるです。
親にしたら
「なんで~?」って、思っちゃいますよね。
でもね、
ママに怒られたあと、
偶然に咳がでているわけではなく、
もちろん、当てつけなんかでもなく(笑)
やっぱり、
カラダのルールが深く関係しています。
こどもにとって
特に年齢の低い、こどもにとっては
おかあさん
おとうさん
って、ある意味絶対的なもので
生きていくために
すごく必要な存在ですよね。
その
おかあさんや
おとうさんに
ヒドク怒られる。ということは、
大げさだけれど、
ある意味、生命の危機
だから、
とっても緊張します。
緊張するとカラダでは、
交感神経がぐ~んっと活発になって
そのストレスに
どうにか対抗しようと頑張ります。
自律神経は
一日中、ずっと同じバランスでいることはなく
通常、
昼は、交感神経
夜は、副交感神経が活発になるのですが・・・
この
交感神経と
副交感神経って
<振り子>のようなもので・・・
交感神経の方に
すご~く強く振られたら、
そのぶん、カラダはバランスをとるために
今度は、副交感神経の方に強く振れていきます。
それについては、
このあたりの記事★でも取り上げたけれど
バランスをとるチカラが働くときには、
それが、症状として出てきます。
そして、
副交感神経は
夜に活発になり、
気道をギューっと縮こませるものでした。
いつもより激しい、
振り子の動きが引き金となって
結果として、
咳がでたり
場合によっては、喘息がでたりするのです。
これ、もちろんオトナでも同じですよ。
すっごい緊張すると
お腹を下す~。 ピーピー♪
あれも、同じ原理です。
これは、誰にでもおこる
共通のカラダのルール。
でも、その影響がどのくらい強くでるかは
(振り子が、どのくらい振れるか)
性格によっても、変わりそうです。
マジメだったり、
繊細だったりする子ほど
強く影響をうけそうですよね。
だけど、そもそも
喘息や咳体質になりやすいタイプって
そういう繊細ちゃんが多いのです。
そのあたりは、
メールセミナー内でも、また取り上げますね。
ただ、だからといって
ストレスを与えないことが、良いとも言えません。
揺らぎが起こるのは、
大切なことですし、
フレキシブルに対応できるカラダこそが、
こどもたちが目指すカラダの強さです。
もし、揺らぎによって、
症状がでてしまった時でも、
「カラダには、そういったルールがあるからだ。」
ってわかっていたら
咳がでたり、発作が起こったとしても
ビックリ度は減りますよね。
本当なら、
自然に任せても良いのだと思うのですが、
やっぱり、心配。というのもまた、親心。
そこで、役立つのが
自律神経の振り子の幅を
少し調整してくれるはたらき
<自律神経調整作用>
を持っているアロマたち
例えば
・サイプレス
・プチグレン
・ゼラニウム
・バジル
あたりを使って、
外側から、少しだけ手を加えていくというのも
このケースでは、ありかなぁ。と、わたしは思ってます。
そしてね、
今回は
<怒られた後に出やすい喘息>でしたが、
カラダの揺らぎは、
症状となり現れ
そして、
その揺らぎをつくるのは、
自律神経でもある。
その自律神経は、
ストレスに影響を受けやすい。
ということは、
あらゆるストレスは
カラダの揺らぎを作りやすくって
症状を出しやすい。とうこと。
喘息だって、そのひとつ。
そう捉えると
ストレスと
上手く、つき合っていくことも
喘息ケアには欠かせない要素
そして、
ストレスコントロールは、
アロマの得意分野のひとつなので、
上手に使っていきたいものです
そのため
咳・喘息・アレルギーのための自然療法メールセミナーでは
こころの揺らぎに対応する
アロマの使い方、選び方も
お伝えしていこうと思っています。
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今年度は、
<9/21(火)~募集します>
お薬に頼らない
咳・喘息・アレルギーのための自然療法メールセミナー