こんにちは。栗原智子です。
先日のクレイ講座の生徒様、
なんと、
往復6時間かけて、来てくださいました。
朝、6時台に家を出て、車を走らせてくれたそうです。
そこで、
その受講者さんに、
「どうして、受けてくださったのか?」と、尋ねてみました。
返ってきた答えは、
「今、子供が家にいるうちに、
少しでも、体験させてあげたいし、伝えていきたいから」
きっと、それは、
成長して、
いつか、家を出て暮らすときにも、
母になった時にも、
必ずや、生きてくるはずだし、
何より、今後の人生を
「ラクに生きることに、つながるから」
一瞬、ウルッっときました。
本当にね、
私も、そう思います。
きっと、
昔の人は、
普段の何気ない生活のなかで、
様々な知恵を引き継ぎ、伝えていったのでしょうね。
だから、
自然療法って本来、
どこかに行って、学ぶようなものじゃない。
そう、私は思っています。
でも、現実には
病院と薬が当たり前に育った私たちは
それ以外の<すべ>を、知らずに、育ってしまった。
だから、
改めて知りたくなり
更には、
大切なわが子にも、伝えていきたいと思うのでしょう。
家を出たら、
親が、サポート出来ることは、ぐっと減ってしまうから・・・。
その時になって、
わが子が困らないように、
出来るだけ、無理せず、
カラダを壊すことなく生きていけるように
親として、出来ることは何だろうか?
親ならば、何よりまずは
<自分を大切にしてほしい>
そう願いませんか?
もちろん、
親として、伝えられることは、
大切なことは、
ほかにも、沢山あるけれど、
自分のカラダを、大切に扱えること
これは、何にも代えがたいもの
そう、思います。
私自身は、
自然療法講師になって、15年目。
思えば、
これまで、様々な経験をしてきました。
失敗も沢山しましたし、
上手くいかないことだって、もう数えきれないほど。
挫折も、いっぱいありました。
でも、
そんな経験を積み重ねてきたことで
<自分自身を大切に扱えるためのマインド>や
<ケア方法>が、蓄積していきました。
今は、それを、
講座でも
そして、大切な息子にも、伝えています。
自然療法は、いつはじめても、遅くはありません。
必要と感じた時に
情報を探して、見よう見まねで、スタートしたっていい。
ただ
それは、やっぱり、時間がかかるもの。
私のように、沢山の失敗と、
ときには、挫折の繰り返しかもしれません。
そんな試行錯誤の時間も、大切な経験。
だけど、一方で
子育ての時間は、限られているから・・・
出来るだけ、スムーズに
迷子にならずに、
自分も、わが子も、経験値を増やしていける
ひとつひとつを、
しっかり経験として、蓄積させていく。
そのための方法を、
講座には、ギュギュっと詰めています。
余すところなく使え、
すぐに、体感でき、
どんどん経験値が増えていく。
「使うのが、楽しくなった」
「ビックリなほど、どれもが本当に役に立っている」
そんなご感想をいただくのは、
家庭という現場で、
しっかり使えるように、設計しているからこそ。
だからこそ、
使う機会も増えていき
その経験は、
自分の中にも、こどもの中にも、
スーッと染み入ってくるのだろうと、思っています。